写真集の自費出版にはどれくらいの費用がかかる?制作のポイントや5つの販売方法も解説
しまうま出版デザイナーより
「写真集の自費出版にはどのくらいの費用がかかるの?」「制作や販売する際のポイントは?」とお悩みの方に向けて、相場や作るときのポイント、出版の手順をまとめました。ご自身で写真集を作って出版したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
依頼先の出版社の条件や範囲によってさまざまです。目安として、費用相場を紹介しますね!
作るときのポイントやどんな販売方法があるのかも知りたいのですが……。
写真集を自費出版する際のポイントや主な販売方法もまとめました。ぜひ参考にしていただければと思います。
写真集を自費出版する際の費用相場
写真集を自費出版する際の費用相場は、印刷を依頼する出版社のサービス内容や依頼範囲によって変動します。実際に出版社に依頼する際は、部数をまとめての発注で10万円前後になることが多いようです。ただし、仕上げオプションを追加したり、その他の作業も追加で依頼したりすると、合計して数十万単位になることもあります。
厳密な金額は印刷する部数やカバーの質感、ページ数などによるところが大きいため、一度出版社に見積依頼を出すことをおすすめします。
なお、しまうま出版では、A5サイズ・12ページで1冊あたり420円からご注文いただけます。
写真集を自費出版する際の3つのポイント
写真集を自費出版する際はコンセプトを考えることや解像度に注意すること、権利の侵害について確認することが欠かせません。3つのポイントについて詳しく見ていきましょう。
写真集のコンセプトや目的を考える
1つ目のポイントは、写真集のコンセプトや目的を考えることです。最初にこれらをはっきり決めると、書籍の構成やサイズを考えやすくなります。
すぐに思い浮かばないときは、イメージに近い写真集を探してみましょう。本屋などに足を運んでみると、完成形のイメージが湧いてくるかもしれません。
写真の解像度やカラーモードに注意する
2つ目のポイントは、写真の解像度やカラーモードに注意することです。印刷会社によって推奨する画像のサイズや解像度が異なるので、事前によく確認しましょう。
仮に推奨条件よりも画像サイズが小さいと、サイズ調整した際に画質が落ちる可能性があります。参考までに、しまうま出版では300dpi、カラーモードはRGBを推奨しています。
権利を侵害していないか確認する
3つ目のポイントは、権利を侵害していないか確認することです。特に写真集では撮影禁止のものや、意図せず人物などが映り込んでしまうこともあります。
権利を侵害した場合はトラブルに発展する可能性があるので、あらかじめ写真を1枚ずつチェックしておくと安心です。
自費出版の写真集を販売する5つの方法
ここからは自費出版の写真集を販売する5つの方法を紹介します。各販売方法について理解を深め、よりたくさんの写真集が売れるよう戦略作りにお役立てください。
1:委託販売する
1つ目は委託販売をすることです。自費出版の際に出版社に書店流通をお願いすると、写真集を買ってもらえる機会が増えます。
個人で手売りするよりも、出版社のルートを活用したほうが販路は広がるでしょう。ただし、その分委託費用が高額になる点には注意が必要です。
2:書店に持ち込む
2つ目は自費出版した写真集を書店に持ち込むことです。個人経営の書店などに自分で本を持ち込み、陳列してもらうよう交渉することが一般的です。本を宣伝するためのポップを作るなど、書店の役に立つような営業の工夫もすると良いでしょう。
交渉が成功すれば、本棚に写真集を置いてもらえるようになり、よりたくさんの人の目に留まるはずです。
3:Amazonに出品する
3つ目はAmazonへの出品です。Amazonでは自費出版した写真集を売りに出すことができます。ただし、申請する際は本に割り振られるISBN番号の取得が必要なので、日本図書コード管理センターに申請を出しましょう。
多くの人が利用するAmazonで出品すれば、書店に写真集を置く以上の宣伝効果があるかもしれません。Amazonに出す際は商品の配送や在庫管理の手間がかかるので、サービスを外注するか自分で行うかも考えておきましょう。
4:その他の通販サイトに出品する
4つ目はその他の通販サイトに出品することです。例えばBASEやSTORES、Shopifyといった販売サイトを使えば、商品を売る窓口を増やせます。
サービスを利用すれば販売サイトは簡単に作れるので、試しに始めてみるのもひとつの手段です。しかし、サイトを作れば売れるわけではなく、集客は自分で行う必要がある点に留意しましょう。
5:イベントで販売する
5つ目はイベントで写真集を販売することです。たとえば、コミックマーケットなどの同人誌即売会では、自身で作成した写真集がたくさん出回っています。
集客や接客、販売までを自分で行う必要がありますが、同じような作品が多数出品されて興味がある人が立ち寄るため、売れる可能性は上がるでしょう。
さらにイベントに出品すると、直接買い手とコミュニケーションを取れる点がメリットです。実際に購入してくれた人の顔が見えたり、作品に対する感想をもらえたりすることで、出版のやりがいも感じられるかもしれません。
高品質な写真集を格安で自費出版するなら
「高品質な写真集を格安で自費出版したい」とお考えの方には、しまうま出版がおすすめです。文庫サイズ、A5スクエアサイズ、A5サイズ、B5サイズ、A4サイズと複数のサイズを展開しており、1冊から注文できます。
価格はサイズによって異なりますが、1冊あたり数百円からご注文いただけるので、費用を抑えたい人にもぴったりです。
少部数で高品質の写真集を作りたいときには、ぜひしまうま出版をご活用ください。Amazonなどの通販サイトとあわせて活用すれば、流通販売も可能です。
まとめ
写真集を自費出版する際は、複数の出版社に見積もりをとって条件面を確認しましょう。今回紹介した販売のポイントを押さえれば、たくさんの人に写真集を手に取ってもらえるはずです。
しまうま出版では、1冊から注文できる印刷・製本のサービスを展開しています。写真集の自費出版をされる際には、選択肢のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
商品仕様・価格等は記事公開時点のものです。
写真集の自費出版にはどのくらいの費用がかかりますか?