B5サイズはどのくらいの大きさ?身近なものや特徴、メリットを解説

同人誌でメジャーな「B5サイズ」について知識を深めよう
しまうま出版デザイナー

しまうま出版デザイナーより

「B5サイズはどのくらいの大きさ?他の用紙と比べてどんな特徴がある?」このようなお悩みをお持ちの方に向けて、B5サイズの大きさや使うメリットをお伝えします。

B5サイズはどのくらいの大きさ?身近なものや特徴、メリットを解説
男性

B5サイズはどのくらいの大きさですか?

しまうま出版デザイナー

B5サイズは182㎜×257㎜です。これは日本独自の規格ですね。

男性

A4サイズなど他のサイズとの違いはありますか?

しまうま出版デザイナー

A4を一回り小さくしたのがB5です。特徴やメリットについても詳しくお伝えしますね。

B5サイズの大きさ

B5サイズの大きさは182㎜×257㎜で、縦横比は1:√2です。

B判という規格の成り立ち

用紙サイズのB判という規格は、日本が独自で作った規格です。もともとは江戸時代の美濃和紙が由来とされています。B判に似たものにA判がありますが、A判は国際規格であり、日本に限らずさまざまな国で定められているものです。

B5サイズと他サイズの違い

B5サイズはA4サイズと間違われることがありますが、厳密に言うとA4サイズを一回り小さくしたものがB5です。B5サイズが182㎜×257㎜なのに対し、A4サイズは210㎜×297㎜なので若干大きさが違います。

利用されるものについても、B5サイズとA4サイズで違いがあります。たとえば、A4サイズはビジネス文書、公文書によく使われます。一方、B5サイズはノートや教科書など教育関連の用紙に使われることが多いです。

B5サイズの身近なもの

B5サイズの身近なものには、教科書やノート、少年誌といったものが挙げられます。それぞれ見てみましょう。

教科書

1つ目は教科書です。一般的にはA4サイズが多いですが、全てが同じサイズなわけではなく、なかにはB5サイズのものもあるでしょう。特にA4よりも少し小さめの教科書は、B5規格で作られていることがあります。

ノート

2つ目はノートです。子どもが使うノートは、A4サイズより一回り小さいB5規格のものがよくあります。教科書と一緒に持ち運びやすく、セットで手持ちしやすい大きさといえるでしょう。

少年誌

3つ目は少年誌です。少年誌は、ポピュラーなサイズのA4サイズよりやや小さめのB5サイズが採用されており、手になじみやすく子どもも持ち運びやすい大きさとなっています。

チラシ

4つ目はチラシです。一般的には、チラシはA4サイズのものが多いかもしれませんが、少し小さいB5サイズのものも存在します。

大学ノートのB5サイズ

B5サイズの代表的なものに「大学ノート」が挙げられますが、実は大学ノートのB5サイズは規格より少し小さいものです。

もともとはB5の正規サイズで作られていましたが、コストカットのために作り方が変わり、少し小さくなっています。興味がある方は大学ノートとB5サイズの用紙を見比べてみてください。わずかですが、大きさの違いがわかるはずです。

B5サイズの特徴・メリット

B5サイズの特徴とメリットは、コンパクトで持ち運びやすいことや、収納スペースを取らないことなどです。それぞれ詳しく見てみましょう。

コンパクトで持ち運びやすい

B5サイズの特徴・メリットの1つ目は、コンパクトで持ち運びやすいことです。大きすぎず手持ちしやすいB5サイズは、日頃から持ち運ぶのにぴったりといえます。

持ち運ぶ機会が多い書類やメモ帳などは、B5サイズを検討してもいいでしょう。

収納スペースを取らない

B5サイズの特徴・メリットの2つ目は、収納スペースを取らないことです。机の上に備忘録としてメモを置いておきたい場合など、B5サイズの用紙があると重宝します。

また、収納する際も縦にしてファイリングしやすく、適度に大きく見つけやすいサイズでもあります。収納する書類が多い方は、B5サイズの用紙を使うのがおすすめです。

A4サイズとほぼ同じ使い方ができる

B5サイズの特徴・メリットの3つ目は、A4サイズとほぼ同じ使い方ができることです。ポピュラーなA4サイズと大きさがほとんど変わらないため、カバンやファイルといった多くのものとサイズが合います。

また、企画書やプレゼン資料などを作るときに、A4サイズのテンプレートをB5に流用することも可能です。このように、コンパクトながらもA4サイズとほぼ同じ使い方ができる点も、B5サイズを使うメリットといえます。

B5サイズに最適な封筒

B5サイズに適している封筒は「角3封筒」と「長4封筒」の2種類があります。用紙を折らずに封入したいのなら、「角3封筒」を選ぶといいでしょう。

紙を折っても問題ないのであれば、三つ折りにできる「長4封筒」を選ぶのがおすすめです。

まとめ

B5サイズは日本独自の規格で、世界的に使われているわけではありません。しかし、A4サイズとほぼ同じことから、多くの人にとって馴染みがある大きさといえるでしょう。代表的なものだと、一部の教科書や大学ノートといったものがB5サイズで作られています。

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