A5スクエアサイズはフォトブックにおすすめ!特徴やメリットを紹介

表現の幅が広がる「A5スクエアサイズ」について知識を深めよう
しまうま出版デザイナー

しまうま出版デザイナーより

しまうま出版のデザイナーが「A5スクエアサイズはどのくらいの大きさ?他の用紙と比べてどんな特徴がある?」このようなお悩みをお持ちの方に向けて、A5スクエアサイズの大きさや使うメリットをお伝えします。

A5スクエアサイズはフォトブックにおすすめ!特徴やメリットを紹介
男性

A5スクエアサイズはどのくらいの大きさですか?

しまうま出版デザイナー

1辺がA5サイズの短辺と同じで、正四角形のサイズを指すことが多いですね。しまうま出版の用紙サイズは148mm × 148mmです。

男性

どんな用途に向いているサイズですか?

しまうま出版デザイナー

フォトブックに使うのがおすすめです。収納や持ち運びしやすいので、贈り物にもぴったりです。今回はA5スクエアサイズについて詳しくご紹介しますね。

A5スクエアサイズとは

A5スクエアサイズは、A5サイズの短辺(148mm)を一辺とした正方形やそれに近いサイズを指すことが一般的です。フォトブックによく見られる表記で、他にも漫画やイラスト集、写真集など様々な制作物に利用されています。一般的なA4やB5サイズとは異なるため、印刷会社によっては対応していない場合もあります。そのため、実際に使用する際には、事前に印刷会社にサイズの確認をすることが重要です。また、印刷コストも一般的なサイズと比べて高くなる可能性もあるので、それも考慮に入れて計画を立てることが求められます。会社やサービスにより若干サイズは異なりますが、しまうま出版の場合、用紙サイズは148mm × 148mmの正方形で提供しています。

他のサイズの比較

では、A5スクエアサイズを他の一般的なサイズと比較してみましょう。例えば、A4サイズ(210mm×297mm)と比較すると、A5スクエアサイズでは半分以下の面積しかないため、情報を伝えるスペースが少ない一方で、コンパクトで持ち運びやすいというメリットがあります。また、A6サイズ(105mm×148mm)と比較すると、A5スクエアサイズの方が面積があり、情報をより多く、より大きなフォントで表示することが可能です。

A5スクエアサイズと他のサイズを比較するときには、それぞれのサイズで実現できるビジュアルのインパクト、情報量、そして持ち運びやすさを考慮に入れることが重要です。その上で、目的に最も適したサイズを選択することをおすすめします。この記事でも順を追ってどのようなシーンで利用するべきかや、A5スクエアサイズの選択がデメリットになってしまわないために注意するべきポイントを解説していきます。

A5スクエアサイズのメリット

A5スクエアサイズのメリットとしては、収納しやすいことや贈り物に向いていること、コンテンツの画角に柔軟に対応できることなどが挙げられます。一つずつご紹介します。

収納・ディスプレイしやすい

A5スクエアサイズはコンパクトなサイズ感のため、本棚にそのまま入れても問題ありませんし、インテリアとして置いておくこともできます。

一般的なA4サイズだと飾るには少々幅をとってしまいますが、A5スクエアサイズなら見せる収納としても活用しやすい大きさです。お部屋や本棚などの家具のスペースに合わせて気持ちよく収納できるので、1冊だけでも複数冊でも「なんだか不格好…」ということになりません。数量がないと物足りない感じがしたり、逆に数が増えすぎて収納に困ったりしにくいのは気軽に冊子を楽しむ上でメリットになります。

贈り物にしやすい

A5スクエアサイズは贈り物としてプレゼントする際にも適したサイズです。程良い大きさで、冊子にしてもそこまで重くならないので、外出先でのプレゼントにする場合でも、持ち帰る際に相手の負担になりにくいです。贈られる側にとっても実際にメリットになりますし、こうした気遣いも含めて贈り物として考えられると素敵ですね。

親しい友人への贈り物を例に考えると、これまでたくさん一緒に撮ってきた写真をフォトブックにまとめて思い出を形にすれば、気持ちのこもったオリジナリティのあるプレゼントになります。仕上がった冊子にリボンがけなどの装飾を行い、メッセージカードやミニブーケなどを添えると、より魅力的なプレゼントになります。手軽にアルバムにできて、思い出を魅力的な形で共有できることもA5スクエアサイズの魅力です。

さまざまな形状の写真に柔軟に対応できる

A5スクエアサイズは正方形の写真はもちろん、縦向きの写真や横向きの写真も意外にきれいにレイアウトできることがメリットです。

左右のページで同じ向きの写真を入れてあげると、余白により安定感や落ち着きのある表現になります。また、1ページの中に複数枚の写真を入れたい場合は、レイアウトの選び方や組み方も考えたいもの。正方形の印刷物は長方形のものと比べてそこまで多くないので、自由な発想でよりオリジナリティのあるレイアウトも可能になります。レイアウトのバランス感が一般的なA判やB判とは異なるので、試行錯誤が必要になるかもしれませんが、それも冊子作成においては楽しいポイントになるかもしれません。

もちろん、正方形の写真であれば正方形の紙面に対して収まりが良いので、特にSNSなどのオンライン上にアップしてきた写真をまとめる場合や、ご自身で撮影する際によくスクエア写真を撮影するモードを利用される場合には、冊子にした際に不要な余白ができないので、スッキリとレイアウトできます。

A5スクエアサイズのデメリット

他のサイズに比べるとA5スクエアサイズはやや小さめなので、情報や装飾をたくさん含めたい場合は不向きな場合もあるので解説します。思い描いている表現によってはサイズ選択がデメリットに繋がる場合もあるので、注意しておきたいポイントについても見てみましょう。 

情報量をたくさん入れられない

A5スクエアサイズの場合、A4サイズやB5サイズと比べるとそこまで情報量を入れられないこともA5スクエアサイズのデメリットとなり得ます。どうしても面積が限られてくるので、たくさんの写真や文章を入れたい場合は十分な紙幅を確保できない可能性がありますので、注意しましょう。反対に、文章を含まない写真集や、絵本など少ない文章で構成されるコンテンツを冊子にする際には、十分な紙幅を確保できるのでA5スクエアサイズはオススメです。

手書きでの装飾がしにくい場合がある

特に手書きでの装飾や書き込みに関して、A5スクエアサイズだと十分な領域を確保できなかったり、バリエーションを出しにくい場合があります。

通常のフォトブックやアルバムと同様に写真を載せて、その周辺にペンで装飾をしたりシールを貼ったりすることで装飾を施すことは可能ですが、どうしてもコンパクトなサイズであるがゆえに記入できるスペースが限られてしまいます。作るものによってはA5スクエアサイズの魅力であるコンパクトさがデメリットとなる場合があります。寄せ書きページなどを作りたい場合は意外と書き込めるスペースが少ないということも考慮しておきましょう。

長方形の写真だと余白ができる

A5スクエアサイズのフォトブックでは、一般的な長方形写真を配置した場合には当然のことながら紙面に余白ができます。写真がスクエアサイズなら丸ごと1ページを使って掲載できますが、長方形写真の場合は余白ができるため、余白が出るのがあまり好きでない方の場合には、トリミング等での調整が必要になります。

どうしても余白ができてしまう場合には、写真の周囲にテキストや装飾を入れたり、他の写真と組み合わせてページを構成することで余白を減らせますので、1ページ1枚にあまり固執せずに冊子のなかでレイアウトの選び方などで動きを出してみるのも良いかもしれません。

A5スクエアサイズの冊子の価格

同じA5スクエアサイズでも、サービスにより料金が変わります。サービスの選定を行う際には、作りたい冊子の特徴を考えながら、各サービスのWebサイトなどで提供されている料金シミュレーション機能などを使って、実際にいくらかかるのか見比べてみることをおすすめします。一般的にはページ数が増えれば料金も上がりますので、自分の作りたい冊子のページ数や品質と料金のバランスを考えましょう。様々な情報を見比べながら、ご自身の予算におさまる範囲内で使いやすいサービスを選ぶことが、ポイントとなります。
参考までに、しまうま出版でA5スクエアサイズの冊子を1冊(12ページ)を作る際の価格は以下のようになります。


【しまうま出版|エコノミーグレードの場合】

  • 漫画:286円~
  • イラスト:370円~
  • 写真集:370円~


【しまうま出版|プライムグレードの場合】

  • イラスト:610円~
  • 写真集:610円~


漫画ではプライムグレードをご利用いただけません

商品構成、価格、割引内容などは記事公開時のものです。ご利用に際しては必ず最新の情報をご確認ください。)

しまうま出版の場合、上記の価格に巻きカバーなどのオプション料金や配送料金が上乗せされます。
しまうま出版では1冊からの注文が可能なほか、10冊以上の印刷を注文される際はボリュームディスカウントが適用されます。自分用の1冊から誰かに渡す数十冊まで必要に応じて作ってみてください。

A5スクエアサイズの活用例を解説

その特徴的な形状とコンパクトさから、様々なシチュエーションに対応できるのもA5スクエアサイズの魅力です。ここではA5スクエアサイズの活用例をいくつかご紹介します。

フォトブックとして使う

まず、一般的な家庭での使用例としては、子どもの成長記録や家族旅行の思い出を残すためのフォトブックとしてよく利用されます。その手頃な大きさと価格から、子ども以外にも日常のスナップ写真をまとめて手軽に楽しむこともできますので、写真を撮る方であれば、アイデア次第で様々な切り口から利用することができます。最近では中高生から大学生くらいの若い人たちの間でも、スマートフォンで撮った写真を、デジタルデータとして保存しておくだけではなく形に残したいというニーズがあり、そのためのツールとしてフォトブックが注目されています。すでに解説したようにA5スクエアサイズのコンパクトなサイズ感や特徴的な正方形が受け、自身の作成したフォトブックを紹介するショート動画などがSNSでも人気のコンテンツとなっています。 

企業のカタログやイベント記録・記念品として使う

ビジネスシーンでも活用例は広がります。企業の商品カタログやパンフレット、リーフレット、イベントの記録を1冊にまとめた冊子などとして使用されることもあります。その手頃なサイズ感から、ビジネスシーンやイベントなどで配布する資料としても適していることがこうした利用に繋がっているようです。その他、写真展を開くようなプロの写真家が、個展の記念品として小ページ数の冊子を作成して来場者への贈り物としたり、作品集として販売するケースもあります。正方形の冊子はそこまで一般的ではないため、渡した相手の印象に残りやすいというのも印象に残ることが大切なビジネスシーンでA5スクエアサイズが選ばれる理由かもしれませんね。 

絵本や4コマ漫画などの作品集として使う

写真以外にも、趣味としてクリエイター活動をする方々からも根強い人気があります。特に多いのが、絵本で利用されるケースと4コマ漫画集として利用されるケースです。絵本は子どもでも手にしやすいサイズ感であることや、市販のものでも正方形に近い判型が使われることも多いことから、より本物感のある絵本を作りたい方から根強い人気があります。また、4コマ漫画も絶妙に収まりのいいサイズとなっていることから、A5スクエアサイズで冊子を作るクリエイターも多いです。


まとめ

A5スクエアサイズはスマートフォンで撮った写真や、SNSにアップした写真を自分用のフォトブックや贈り物としてまとめる際にぴったりです。また、フォトブック以外にも4コマ漫画や絵本、イラスト集としても使いやすいサイズになっています。独特な正方形の形状も相まって、他のサイズ感では出すことのできない可愛らしさや取り回しのしやすさが根強い人気に繋がっています。
しまうま出版では、オンラインでA5スクエアサイズの冊子についても「1冊から」の注文を承っています。定番のフォトブックとしてお使いいただくのはもちろん、4コマ漫画、絵本、イラスト集などのクリエイティブな作品もA5スクエアサイズで素敵な1冊に仕上げることができます。これから制作される方は、ぜひ「しまうま出版」の簡易見積もりで料金を確認してみてください!

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