しまうま出版とフォトブックとの違いは?
しまうま出版PMより
2022年11月にβ版としてサービスを開始した「しまうま出版」ですが、現時点ではしまうまプリントで提供しているフォトブックのライトに近い商品仕様になっています。そんな中でも、「ココが違うんです!」というポイントや、使い分けの目安、今後に向けてPMが考えていることをお伝えできればと思います。
しまうま出版の利用を検討していただき、ありがとうございます!
どのような内容の冊子を作成されるご予定ですか?
友人へのお誕生日プレゼントに添えるイラスト集を作ってみようかなと考えています。
私が趣味でイラストを描いているのですが、以前友人にチラッと見せたら興味津々だったので、描き下ろしのイラスト集を渡したら、ちょっとしたサプライズになりそうだなと思いまして。
素敵な使い方ですね!イラスト集ということであれば、しまうま出版をご利用いただくのが良いかなと思います。フォトブックとの違いもご案内しますね。
しまうま出版でできるようになったこと
まずはフォトブックとの違いとして、しまうま出版で新たにできるようになったことを以下に抜粋しました。
サービスを開始するにあたっては、基本的な商品仕様はしまうまフォトブックのライトをベースとしながらも、これまでのフォトブックではカバーできなかったクリエイター向けの商品を意識して仕様に反映させています。
しまうま出版で できるように なったこと
- 右綴じに対応しました
- 選べる用紙サイズにB5が仲間入り
- ページ数の選択肢が増えました
- PP加工ができるようになりました
- 巻きカバーと表紙で別々のデザインがOKに
まずはフォトブックとの違いとして、しまうま出版で新たにできるようになったことを以下に抜粋しました。
サービスを開始するにあたっては、基本的な商品仕様はしまうまフォトブックのライトをベースとしながらも、これまでのフォトブックではカバーできなかったクリエイター向けの商品を意識して仕様に反映させています。
右綴じに対応しました
それでは早速、しまうま出版でできるようになったことについて少し詳しくご説明いたします。
しまうまのフォトブックでは左綴じのみの提供でしたが、イラスト集を作成されるようなお客様から、「右綴じにしたい」というお声をこれまでいただいておりました。そこで今回、しまうま出版のサービスを開始するにあたっては、お客様からのご要望にお応えして、右綴じに対応いたしました。
商品バリエーションの漫画は右綴じのみ、イラストと写真集では右綴じと左綴じからお好きな綴じ方向を選択いただけます。
どちらの綴じ方向で作ろうか悩んだ際には、以下の記事も参考にしてみてください。
選べる用紙サイズにB5が仲間入り
しまうまプリントのフォトブックでは、文庫サイズ(A6)、A5スクエア、A5サイズ、A4サイズの4サイズ展開をしておりましたが、しまうま出版では新たにB5サイズを選択いただけるようにいたしました。
また、A4サイズはフォトブックでは規格と若干異なる変形サイズで提供しておりますが、しまうま出版では規格通りのサイズ(210mm × 297mm)での提供としております。
サイズで悩んだ際には、以下の記事を参考にしてみてください。
ページ数の選択肢が増えました
しまうまプリントのフォトブックでは、ページ数の選択肢は24、36、48、72、96、144ページの6パターンから選択いただく形になっておりますが、しまうま出版では最小12ページから最大144ページまで4ページ刻みでお好きなページ数を設定いただけるようにいたしました。(パターン数にして6パターンから34パターンへの大変更です!)
これにより、コンテンツのボリュームを冊子に合わせるのではなく、作りたい作品集のコンテンツボリュームに合わせて冊子を作れるようになりました。
PP加工ができるようになりました
作品集をより満足感のある仕上がりにするために、冊子表面へのPP加工もできるようになりました。
発色が良く見えたり、高級感のある仕上がりになる一方、紙が反りやすくなるなどの特徴もございますので、冊子のイメージに合わせてご利用をご検討ください。
PP加工については、以下の記事でも詳しく解説しています。
巻きカバーと表紙で別々のデザインがOKに
しまうまフォトブックのライト仕上げでは、巻きカバーに印刷されたデザインが本身の表紙には印刷されません。また、スタンダード仕上げを選択された際は、巻きカバーと同様のデザインが表紙にそのまま印刷されるという仕様です。
一方、しまうま出版では、巻きカバーと表紙にそれぞれ別のデザインを印刷することができるようにいたしました。これにより、市販されている漫画の単行本のように、表紙にちょっとしたおまけを仕込むなどの遊び心のある表現ができるようになっています。
また、表紙や巻きカバーは全面入稿が可能になり、こちらも表現の幅を拡げています。
思い出はしまうまフォトブック、作品集はしまうま出版。
最後に使い分けについてですが、一言で言うなら「思い出はしまうまフォトブック、作品集はしまうま出版。」というのを大まかな目安にしていただければと思います。
商品のコンセプトが異なりますので、今後しまうま出版ではしまうまフォトブックとの「違い」をもっと出していきたいと考えています。
しまうまフォトブックでは、スマートフォンから利用が可能であったり、商品グレードが選べたりと、しまうま出版ではできないことができるというのも魅力ですので、用途に合わせて最適な方を選択いただけければと思います。
今後のしまうま出版について
こうやって言われてみると、色々と違いがあるんですね。
とはいえ、出版の方ではもっとクオリティが高いものが出力できると良いなと感じました。今後、商品のアップデートなどは考えているんですか?
はい。まさにβ版としてスタートしたのも、最初は小さく始めて「お客様の声を商品・サービスづくりに反映させたい」と考えたからです。
大まかにバグを潰したり、サービスの安定的な提供に問題がないことを確認できたら、β版としての提供を終了して安定版に移行しようと考えていますが、そこで終わりではなく、より良い商品・サービスを提供できるように改善は続けていきたいと考えています。
なるほど。今後を楽しみにしていますね!
ちなみに、どのように「ここが直ると良いな」とか「こういう機能がほしい」といった要望を伝えればいいでしょうか?
商品の不良などはカスタマーサポートにご連絡いただければと思いますが、今後に向けたご要望などはX(旧Twitter)でつぶやいていただけると結構見ています。「しまうま出版」の文言やハッシュタグが付いていると目に止まりやすいので、意識していただけると嬉しいです。
もちろん、X(旧Twitter)以外にも今後ご意見を伺う機会や仕組みを作っていきたいと考えていますので、ときどきサイトを覗いていただければと思います。
記事の中で紹介している商品仕様等は記事公開時点のものです。
しまうま出版が気になっているのですが、しまうまプリントのフォトブックとの違いがよくわからないので、どちらにしようか迷っています。
使い分けの目安や、できること・できないことを知りたいです。