《初心者向け》エッセイとは?|書き方や本にする方法までを完全解説

「エッセイって何?書き方は?」その疑問にお答えします!
しまうま出版デザイナー

しまうま出版デザイナーより

エッセイとは、自分の体験や考え、日常の出来事をもとに表現する作品ジャンルです。この記事では、「エッセイとは何か?」という基本的な意味から、人気の理由や書き方、本にする方法までを解説します!

《初心者向け》エッセイとは?|書き方や本にする方法までを完全解説
男性

こんにちは。日常のことを文章にしてみたいのですが、「エッセイとは何?」というところからよく分からなくて…。文章も得意じゃないし、自分にも書けるものでしょうか?

しまうま出版デザイナー

大丈夫ですよ。エッセイは、特別な文章力がなくても、体験や感じたことを言葉にすれば成立します。日常の小さな出来事や気持ちを綴るだけでも、立派なエッセイです。

男性

なるほど…。決まった書き方やルールがないと聞くと、逆に迷ってしまって。

しまうま出版デザイナー

そうですよね。この記事では、エッセイとは何かという基本から、初心者向けの書き方5ステップや、本にする方法までがわかるように解説していきますね。

エッセイとは?|意味や語源

エッセイ(essay)とは、筆者自身の体験・感情・考えをもとに表現される作品のことです。

「エッセー」と呼ばれることもあり、日常の出来事や心の動き、ふとした気づきなどを、自由な形式で表現できるのが特徴です。


語源はフランス語の 「essai(試み)」 で、「考えを試す」「思考を書き留める」といった意味を持ちます。

この語源が示す通り、エッセイは完成された答えや結論を提示する文章ではありません。

考えている途中の気持ちや、揺れ動く感情そのものを言葉にするその“未完成さ”や“個人性”こそが、エッセイの本質です。

 

エッセイの特徴

エッセイの最大の特徴は、「正解」や「評価基準」が存在しないことです。

文章の上手さよりも、「その人らしさ」や「正直な視点」が価値になります。


その他の特徴は以下の通りです。


  • 明確な結論がなくてもよい
  • 起承転結に沿っていなくても成立する
  • 短文・長文どちらでも書ける
  • 事実と感情が混ざっていても問題ない


といった、自由度の高いジャンルとして知られています。


この自由度の高さから、文章を書くことに慣れていない初心者や学生にも人気があります。

「うまく書こう」とするよりも、「正直に書く」ことが大切にされる点は、他の文章ジャンルにはないエッセイならではの魅力です。


エッセイの種類・ジャンル別の事例

ここでは、実際にしまうま出版で作成された冊子を例に、代表的なエッセイの種類・ジャンルをご紹介します。
エッセイと一口にいっても表現方法はさまざまで、自分に合った形を選ぶことができます。

◆フォトエッセイ(写真エッセイ)・ビジュアルエッセイ

作品:くろだゆう 様
作品:くろだゆう 様

写真やイラストを主役にしたエッセイも、近年人気の高いジャンルです。


  • 写真+短い文章で構成されたフォトエッセイ
  • イラスト作品に制作の裏側や気持ちを添えたビジュアルエッセイ


長文を書かなくても、「作品+言葉」で世界観や想いを伝えられるのが魅力です。

カメラが好きな人やイラスト・アート作品を制作している人から選ばれることが多く、作品集とエッセイの中間のような一冊として制作されるケースもあります。


◆ コミックエッセイ(エッセイ漫画)

作品:ショーコサン 様
作品:ショーコサン 様

コミックエッセイとは、体験談や感情を漫画形式で描いたエッセイのことです。

日常の出来事をゆるく描いたものや仕事・育児・学校生活などのクスッと笑える体験談など、身近なテーマが多く、共感されやすいのが特徴です。


文字量が少なくても絵やコマ割りによって感情や空気感が伝わるため、「文章を書くのが苦手」という人にも人気があります。

近年では、SNSで人気→ まとめて冊子化 という流れで作品を本にするケースも増えています。


◆ 文章中心のエッセイ

もっとも一般的で、イメージしやすいエッセイの形です。日常の出来事を切り取ったエッセイや、心情・価値観・考え方を綴ったエッセイが多く見られます。


人間関係や仕事、暮らしについての考えなど、テーマは自由。短文でも成立しやすいため、ブログ等で書いた文章をまとめてエッセイ本・エッセイ集として制作する人も多いジャンルです。


「まずは文章で書いてみたい」「今までの文章を形にしたい」という方に向いています。


エッセイが人気の理由|表現方法や発表の場の広まり

近年、エッセイが身近な存在になった背景には、SNS・note・ブログなどの普及があります。

短い文章でも読まれやすくなり、個人の体験や本音に共感が集まりやすくなったことで、エッセイは「作家だけのもの」ではなく、誰もが気軽に書ける表現手段として広がりました。


また、表現方法も文章だけに限りません。


  • 漫画で体験を描く「コミックエッセイ」
  • 写真+文章で構成する「写真エッセイ」
  • イラストと短文を組み合わせたエッセイ


など、表現方法は多様化しています。

エッセイとの違い|小説・日記・随筆と比較

エッセイは、小説・作文・随筆と混同されやすいですが、目的や性質は異なります。

それぞれとの違いを見ていきましょう。


◆ 小説との違い


  • 小説:物語性が重視され、フィクションが中心
  • エッセイ:実体験や本音が中心で、物語である必要はない


小説は「読ませる物語」を作ることが目的ですが、エッセイは「感じたこと・考えたこと」を共有することが目的です。


◆ 日記との違い

作品:@aikko_photo 様
作品:@aikko_photo 様


  • 日記:自分のために書く記録
  • エッセイ:他人に読まれることを前提にした表現


日記は「今日何があったか」を書き留めるもの。

一方エッセイは、「その出来事から何を感じ、何を伝えたいか」を掘り下げます。

読者への配慮や表現の工夫が加わる点が日記との大きな違いです。


◆ 随筆との違い


  • 随筆:日本古来の文章ジャンルで、やや文語的・文学的な表現が多い。
  • エッセイ:現代的で口語に近く、読みやすさが重視される。


意味としては非常に近く、「随筆を現代的に言い換えた言葉」がエッセイと考えても問題ありません。


現在では、随筆は文芸寄り・文学作品のイメージ、エッセイは日常・個人表現・親しみやすい作品というニュアンスの違いで使い分けられることが多くなっています。

エッセイの書き方5ステップ|今日から書ける具体的な方法

「エッセイを書いてみたいけど、どう書き始めればいいかわからない」

そんな人でもそのまま真似すれば書ける、具体的なエッセイの書き方5ステップを紹介します。

【STEP1】パソコン or 紙を用意して、制限時間を決める

まずは、書くための環境を整えます。用意するものは以下のどちらでもOK。


  • パソコン(Word・Googleドキュメント・メモ帳など)
  • もしくはノートとペン


初めて書く際に大切なのは、「10分だけ書く」などと時間を区切ること

「ちゃんと書こう」「うまく書こう」と思うと手が止まるので、最初は“下書き前提”で気軽に始めましょう。

 

【STEP2】最近あった出来事を3つ書き出す

いきなり文章を書こうとせず、まずは箇条書きでOKなので、出来事を出します。


例:

  • 朝、電車で席を譲られた
  • 仕事で少し落ち込んだ
  • 夜にコンビニでアイスを買った


3つの中から、一番感情が動いたものを1つ選びます。それが今回のエッセイのテーマです。

 

【STEP3】出来事を「事実→感情」の順で書く

テーマが決まったら、文章を書き始めます。


  1. 何が起きたのか(事実)
  2. そのときどう感じたか(感情)

この順番を意識すると、自然なエッセイになります。


例:「帰り道、なんとなく寄ったコンビニでアイスを買った。特別な日でもないのに、少しだけ気持ちが軽くなった。」


きれいな文章にしようとしなくてOKです。話し言葉に近い文でも問題ありません。

 

【STEP4】「なんでそう思ったんだろう?」と1行だけ足す

書いている途中で、自分に問いかけるように1行足してみましょう。


  • なんで嬉しかったんだろう
  • どうしてモヤっとしたんだろう
  • それって自分のどんな部分だろう


例:「たぶん、何も考えずに甘いものを選ぶ時間が、自分にとっては息抜きだったんだと思う。」


この1行があるだけで、エッセイらしさが一気に増します。

 

【STEP5】声に出して読み、不要なところを消す

書き終わったら、一度声に出して読んでみます。


  • 読みにくいところ
  • 同じことを繰り返している部分
  • なくても意味が通じる文章


を削るだけでOK。無理にオチやまとめを作る必要はありません。

「ここまで書けたら完成」と区切ることが、続けるコツです。

エッセイ本・エッセイ集とは?

エッセイ本とは

エッセイ本とは、複数のエッセイ作品を1冊にまとめたものです。文章エッセイだけでなく、漫画エッセイ集やイラストエッセイ集も含まれます。

商業出版だけでなく、個人がZINEや自費出版として制作するケースも増えています。

エッセイ集との違い

  • エッセイ本:出版形態を含めた広い呼び方
  • エッセイ集:テーマや作者ごとにまとめた形式を指すことが多い

明確な線引きはなく、使い分けは比較的ゆるやかです。


書いたエッセイを本・ZINEにする方法

しまうま出版の編集画面
しまうま出版の編集画面

より本格的なエッセイ本やエッセイZINEを作りたい場合は、印刷会社を利用するのがおすすめです。

ここでは、冊子印刷サービス「しまうま出版」を使用した場合のエッセイ本の作り方を解説します。

制作に必要なもの

  • スマホ・パソコン・タブレットのいずれか1つ
  • 印刷したい内容の画像データ(JPEGまたはPNG)

制作の流れ

  1. 作成したい本の仕様(サイズやページ数、綴じ方向)を決める
  2. 印刷したい内容の画像データを作成・用意する
  3. テンプレートを選択し、画像を配置していく
  4. プレビューを確認
  5. オンラインで簡単に注文、あとは待つだけ! 
しまうま出版デザイナー

しまうま出版では、エッセイを1冊から本やZINEにすることが可能。価格も270円〜と低価格で高品質。スマホから入稿でき、初めてでも気軽に作れますのでぜひ挑戦してみてくださいね◎

まとめ

今回は、エッセイとは?という基本的な部分から書き方・エッセイ本の作り方まで詳しく解説してきました。

エッセイに必要なのは、文章力や特別な才能ではありません。

体験や感情を、自分なりの形で残したいという気持ちがあれば、それは立派なエッセイです。

文章でも、漫画でも、イラストでも。まずはひとつ、表現してみるところから始めてみてください。

記事の中で紹介している商品仕様や価格は記事公開時点のものです。

この記事を書いた人

しまうま出版デザイナー

しまうま出版デザイナー

記事公開日:2026年01月09日

記事更新日:2026年01月09日